ため息月之介の部屋(コラム)#06

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プリン体、もうひとつの恐怖!!

2004-01-26

プリン体、もうひとつの恐怖!!



いやぁ、食べた食べた。飲んだ飲んだ。


22日の福岡では、ライブがハネた後「ドリームボート」でジュンペイの誕生会。
そのまま「オキヨ食堂」で刺身と寿司三昧。
翌日の八戸ではリハ終了後、「ばくろう」でウニ、白子、蟹みそ、ハタハタ(雄)、銀むつ・・・。
ビール党の俺も珍しくぬる燗の連打。
目的の桜鍋まで辿り着く前に固形物が喉を通らなくなったんで「取舵亭」へ移動して、今度はビール。
初心に返れとばかり部屋へ戻って、またビール。
24日も本番前からビール。
本番終了後ホテルで出演者/スタッフの打ち上げの後「磯源」で寿司。
大間のマグロは逃したけど・・・もういいか。
そのまま再び「取舵定」へ移動して、今度はバーボンのロック攻めだ。
それでも飽き足らずホテルへ戻る途中に「ひっつみ汁」、部屋へ帰ってまたビール・・・。


翌朝10時前にはホテルで食事を済ませ、「はやて」で夕方帰宅。
なんと、家の晩御飯のおかずはブリの照焼き。
さすがにアルコールは抜いたけど、
「今夜あたり自分が魚介類になった夢でも見るんじゃないかな。いや、夢ならまだいいか。目が醒めたらウロコが生えてたりして・・・」
という恐怖と戦いながら就寝。


・・・半魚人のギタリストか。
まあ、それも悪くない。


でも、まさか蟹みそになっているなんて事はないだろうなぁ。
もう暫くはギターの弾ける身体でいたいもんなぁ・・・。


Phoooh!!!

テルメ小川

2004-01-20

テルメ小川



家から車で7~8分のところに「テルメ小川」という天然温泉がある。
東京ならではの、例の黒い温泉だ。
前から気になってはいたのだが、地獄の「ライブほぼ10連チャン」に備えて鋭気を蓄えるべく、昨日ついに行って来た。


思いの外広い館内、行き届いた管理と心地よい清潔感、手ごろな値段の軽食コーナー。
オプションの釜風呂は工事中で利用出来なかったが、自然な造りの露天風呂も実に快適。
もちろんサウナも完備している。
そして、まあ月曜日という事もあったのだろうが、比較的すいているのがまたいい。
これで800円(平日3時間まで)とはリーズナブルだ。
おかげで、完璧にリフレッシュして帰って来る事が出来た。


多摩地区に住んでる人、お勧めです!!


Phoooh!

言葉って難しい・・・

2004-01-17

言葉って難しい・・・






あの日、僕は徹夜で打ち込みの仕事をしていた。
パソコン・デスクの横の音を消したテレビに異様な光景が映し出されているのに気が付いたのは、朝6時過ぎだったかな。
もう、仕事どころじゃなかった。
そのままテレビに釘付けになった。
時間が経てば経つ程、ブラウン管の中の状況は悲惨さをまして行く。
町中から火の手が上がり、ビルは倒れ高速道路は地面にへばり付いている。
こんなことって・・・。


あれから9年。
その間に、神戸の知り合いが沢山できた。
仕事で神戸に行く機会も増えた。
でも震災について僕は、「大変だったんでしょうね」というような当たり障りのない言葉しか発する事ができなかった。
ニュースとして流れて来たあの日の映像を実際の恐怖、悲しみ、絶望として実感できなかった僕が、簡単に同情面をして語るなんて逆に失礼だと思ったからだ。
薄情な奴だと思った人もいるかもしれない。
でも、こればかりは仕様がない。


もうそろそろ、いいかな。


無くなった方々に「合掌」。
そして、知り合いを無くされた方々には「逝ってしまったみんなの分まで人生を楽しみましょう」。
まだまだ重荷を沢山背負っている方々には、・・・ダメだ。
やっぱり何にも言えないや。
辛いね。


Phoooh!!

pbs

2004-01-15

pbs






時々しか見ないんだけど、ピーター・バラカン・ショウはいい番組だよね。
彼は、僕がシ○コー・ミュージックの編集部に出入りし始めた学生時代にイギリスから日本に来て、そこで通訳なんかをやっていた長髪のコキタナイただのヒッピーだったんだけど、僕もちょっと気になっていたヤ○グ・ギターのま○みちゃんといつの間にか結婚して退社してしまったから、個人的にはいい印象はないな・・・(笑)。


今日はデイヴ・マシューズ、ジョン・メレンキャンプ(60年代フォーク! プロテスト・ソング!)、そしてジョニー・キャッシュがグサッと来た。
特にジョニー・キャッシュの「Hurt」・・・
大スターだった若い頃の映像も織りまぜながら死を承知で歌っている老いた姿や最後にピアノのふたをそっと閉じるシーンには、ビデオ・クリップとは思えないリアリティを感じるよね。
確かCDのプロデュースは、僕の大好きなドノヴァンの「スートラ」を録ったリック・ルービンじゃなかったっけ?
お店でかかってたりしてるのを何となく聞いてはいたけど、やっぱりCD手に入れよう。(事実関係に間違いがあったら、誰か突っ込んで下さい。)

写真は、盗まれたMartin D-18をスライドする若き日の月之介。

福原照晃&ウェスタンバンド「首都圏ツアー」

2004-01-13

Column2福原照晃&ウェスタンバンド「首都圏ツアー」



昨日、「福原照晃&ウェスタンバンド」首都圏ツアーが終わった。
よくぞここまで入ったなという位ぎゅうぎゅう詰めの、酸欠寸前のライブハウスでの演奏はやはり気持ちがいい。
さすがに4日目ともなるとバンドのフォーカスも合ってくるし、東京の水にも慣れてリラックスした「絶好調」福原さんとの息もぴったりだった。


お客さんも含めて、その空間がすべて同じベクトルを持った瞬間のエネルギーというのは、鳥肌が立つ位もの凄いものがあるよね。
もちろん色々な条件が揃わないとそんな状態にはなれないし、自分の努力だけではどうなるもんでもない事だけれど、昨日のように特に上手くいった時などには何とも言えない達成感を味わうことができる。
本当に音楽をやっててよかったと思える瞬間だ。


ライブ終了後、ふらっと覗きに来ていた野口武義大先輩に拉致されて更に美味しいお酒を。
野口さん、マイク・ダン、月之介のスリーショット、撮っておけばよかったな。
あんなにゆったりと時間の流れる酔っ払い3人組って、そうそうあるもんじゃない。
おかげで終電に乗りそこねたけどね。


折角だから、昨日のセット・リストを紹介しておこう。
僕も参加した1st、2ndアルバムや、去年西ノ宮でライブレコーディングした3rdアルバムからの曲が中心ですが・・・


1st
INST(Western Blue Sky)
Time Changes Everything
Living On Love
Amarillo By Morning
Am I Blue
For The Good Time
If It Were'nt For Country Music I'd Go Crazy
Mexicali Rose
Does FortWorth Ever Cross Your Mind
I Had A Beatiful Time


2nd
The Fire Man
A Fire I Can't Put Out
Home In SanAntonio
Lovesick Blues
INST(Orange)
Peace Of Mind
The Old Side Of Town
You Are My Best Friend
The Copwboy Rides Away


3rd
Blue Clear Sky
I Love You Because
Write This Down
Here I'm Drunk Again
INST(Mr. Steel Guitar)
Don't You Ever Get Tired
I'm From The Country
Happy Trail
Working Man Blues


EC
Send Me Down to Tucson


それにしても、福原さんの人気は凄い。
皆勤賞の女性も何人かいたし、3日間通った神戸の貴婦人も。
月之介にも、いつかそんな日が来るんだろうか?!


Phoooh!!

先遣隊派遣命令・・・か。

2004-01-09

先遣隊派遣命令・・・か。



どこかの新聞にも出てたけど、「自衛隊の皆さんに行って頂く・・・」とか「・・・出発されると思います」とかっていう小泉総理大臣の言い方って、なんか変じゃない?
彼は、自衛隊の最高司令官なんじゃないの?
このままでいいのかなぁ・・・。


今日は、これだけ!(怒)


Phoooh!

明けまして、おめでとうございます。

2004-01-05

明けまして、おめでとうございます。



横浜でのカウントダウン、伊豆の温泉、旧友宅での新年会、日本酒付きの仕事始めと続き、ようやく今日自宅でのんびり過ごしています。
それにしてもよく飲んだな。
流石にバテ気味・・・。
でも明後日から福原照晃さんの首都圏ツアーが始まるので、譜面のチェック等やらなきゃならない事が山ほどある。
くわばら、くわばら。


ところで、昨日の現場でゲスト・ボーカルとして歌いまくったのは笹部益生さん。
実は20年近く前、「ブルーグラスとカントリーすれすれのバンドをやろう」と彼を誘って何度かライブをやった事があるんだけど、昨日のライブは、まさにその当時のサウンドの再現だった。
バンジョーレスのペダル・スチール入り・・・、気持ちよかったなぁ。
あれっ?
あの頃のバンド名って、確か「ON THE BORDER」っていうんじゃなかったっけ?!
彼とはその後「茶々丸」というブルーグラス・バンドを作ってアメリカをツアーしたり、週末の横浜のバーでサンディ・ロスマンと3人で怪しげな演奏を繰りひろげたりと、ずいぶんベタに付き合っていた時期もあったけど、ジャム・セッション以外でじっくり一緒に演奏したのって10数年振りかもしれない。
久々に「極楽とんぼ極上ボーカル」堪能させてもらいました。
ありがとう。
お互い随分年とったけどね。

さてさて、今年は一体どんな年になる事やら。
願わくば去年同様、健康で頑固に、そしてマイペースでのんびりと過ごせれば・・・、と。
その上で何かいい事でもあれば言う事無し!


Phoooh!!

きた年ゆく年

2003-12-31

きた年ゆく年



今年は、名古屋駅前のカウントダウン・イベントで新年を迎えました。
高層ホテルの窓から生まれて初めて見る初日の出は、まるで未来を照らすビーム光線の様。
いい年になりそうな予感、・・・見事に的中しました。
世の中は戦争一色だったけど、個人的には本当に楽しい1年でした。
結構旅もしたし。
それにしても、どうして年々時の経つのが早くなるんだろう。
「小学校3年生の夏休み」と「今の1年」が同じ位のペースで過ぎ去っていく感じかな。
だからといって、あくせくするつもりは更々ないんですけどね。


今年一番の出来事といえば、やはりこのホームページの開設でしょうか。
そろそろ作らなきゃと思っていた矢先にイシバシ楽器さんよりお話を頂き、デザインやコンテンツの仕様など思いっきりわがまま言わせてもらいました。
細かい注文にも丁寧に答えてくれた多田さん初めスタッフの皆さん、本当に有り難うございました。
おかげで新しい友人も増えたし、日々の生活の中で、ものの見方が少しだけ丁寧になったような気もします。
来年は、もっともっと月之介カラーを色濃く出せるよう更なる進化を・・・と考えていますので、それなりに、のんびりと、今まで通りにお付き合い下さい。
でも、PCと向かい合う時間が倍増したおかげで視力が若干落ちたような。
ジョギングの回数もちょっと減ったかな?

来年・・・
何か新しい展開はあるだろうか。
自分で何か仕掛けようかな。
ソロ・アルバムとか。
・・・あっ、言ってしまった。どうしよう!!




それでは皆さん、よいお年をお迎え下さい。
来年こそは、すべての生命体に平和のビーム光線が当たりますように・・・・


Phoooh!!!

有里知花「仙台〜青森ツアー」顛末記

2003-12-27

有里知花「仙台〜青森ツアー」顛末記






12月22日(月)


北へ仕事に行く時は必ず東京駅から乗っていた東北新幹線に、今日は初めて大宮駅から乗ってみた。
武蔵野線を使える多摩地区のミュージシャンには、これは絶対お勧めだな。
30分は朝の貴重な時間が稼げるし、どちらかといえば下り方面なのでラッシュ時でも結構すいている。
シュウマイ弁当は諦めるしかないが、大好きな「はやて弁当」はもちろん買える。
こんな事に、何で早く気がつかなかったかな?
中央線神話にはそろそろオサラバか?


仙台の会場に着いて弁当を食べていると、暫くしてチャゲアスのリハが始まった。
なんだ、ちっともアコースティック・セットじゃないじゃん!
思いっきり通常のツアー・バンド・サウンドじゃん!
後ろに7人もいる上にシーケンサーありで、頑強な壁のようなサウンド。
もちろんリハも本番も流石だったけど、他の出演者もみんなロック。
さてさて思いっきりアコースティックなウチらは、こんな時どういうポジションでいったらいいんだろう?
イヤイヤ、こういう時こそ逆を狙った方がいいに決まってる。
いつも通りの「有里知花ワールド」を信じて。
・・・ハイ、その通り!
ちょっとした行き違いはあったものの、このやり方自体は結果的に大正解。


ホテルの近場で軽く(?)打ち上がった後、バンドのメンバー4人だけで「部屋のみ」。
そういえばこのメンバーで飲むのって、今夜が初めてだ。
あれっ・・・20代、30代、40代、50代の4人か。
これは面白い!
それにしても仙台のイルミネイションはすごかった。
牛タンなんて、もう恐らく誰の記憶にも残ってないんじゃないかな?




12月23日(火)


目が覚めると俺の周りはビールの空き缶だらけ。
みんな、何時までいたんだ?
俺を放っておいて、いつ帰ったんだ?
なんだコレハ? スルメ? ホタテのひも??!
早くシャワー浴びなくちゃ、集合時間が迫ってる。
マイクは大丈夫かな。
・・・ところがどっこい、大型バス2台での「出演者大移動5時間の旅」が、これまた楽し。
ババ抜き・ジジ抜き・大貧民・仮眠・・・。
まるで修学旅行だな、これは。


さてさて、青森へ着くなり地元の友達Kimy出町君に連れられて、
今度は夕方から大宴会。
いや、美味しい店へ連れてってと頼んだのは俺か。
案の定、メンバー全員プリン体漬け。
知花ちゃんも目をシバシバさせながら、七輪の前で薫製になってました。
北国の海の幸は、いつ食べてもたまりませんな。
でも、9時過ぎにはヘロヘロって一体どういう事? 早過ぎない?
移動日というのは、これだから恐ろしい。
3軒目では遂に「月之介ライブ」を始めてしまった(らしい)。
結局ホテルへ帰ったのは4時過ぎ(だったらしい・・・)。




12月24日(水)


今日のスタートは、マイク・ダンの絶好調リハーサルから。
「それじゃ次、ベース頂けますか?」
「Hey babe! bprbprbprb・・・!!(意味不明)」
それから嬉しそうな顔でメンバーを見回したかと思うと、おもむろにベース1本で「ジェニジェニ」を一節。
まるで「はなわ」だと周りは大喜び。
う~ん、いつものマイクが戻って来た。
・・・本番は絶対上手くいくという最高の予感。
これが大切なんだよね、
いいライブにするためには。


知花ちゃん「飛鳥氏に豆乳ぶっかけ未遂事件」の後、仙台で若干問題のあった段取りの変更部分と譜面の確認、テンポの確認・・・、何だかんだと本番前は結構忙しいものだ。
でも、旅に出て初めて生まれる心地よい連帯感がついつい話題を脱線させる。
3日目にもなればみんな少しずつわがままにもなるから、当然なかなかひとつの結論に到達しないけれど、それがまた楽しいと思えればもうこっちのものだ。
「おっと、あんまり時間がないぞ」などと言いながら弁当を食べたり、衣装に着替えたり、パソコンに向かったり。
このへんのバラバラな行動パターンが妙にバンドっぽくて好きだな、スタッフも含めてね。
そして雪もなく妙に暖かい青森の地で、今日の知花ちゃんは白をベースにした雪ん子ファッション。
おっと、マイクのシャツは真っ赤だな。
それにしても、何で夕べ食べたアワビのマークが30個も付いてるの?


本番終了後、楽屋で「知花組」だけの小さな乾杯を済ませ、今日は客席からチャゲアスを楽しむことに。
会場は総立ち状態。
雪のない12月の青森は、意外と燃える町なのだ。
そしてツアーが無事終了。
ずっと客席で見ていたKimy出町君とホテルで合流し、今夜も全員でプリン体漬け。
ギターの大ちゃんは御飯にウニを乗せてアルハンブラ踊り、パーカッションのけっちゃんは生まれて初めて飲む骨酒の美味さに口から昆布をダラ~リ、マイクはいかソーメンで「bprbprbprbpr・・・!!」を30連発。
そして有里知花は?
・・・・おっと、そんな事とても書けません、悪しからず!
そして今夜も、最後にホテルに帰ったのは3時過ぎ(だったらしい)。
身体、よく持つなぁ。






というわけで今回は、「日記風」に綴ってみました。
本番での演奏内容については、あえて触れていません。
よかったに決まってるからです。
それから念の為につけ加えておきますが、夜中の3時~4時まで取り留めもなく飲んでいたのは俺と若干もう1~2名だけで、他のメンバーは「そこそこ」をわきまえた立派な「大人」でした。
関係者の皆さん、ご安心を。


Phoooh!!

ぬる燗で「わさび味噌」と「ざる蕎麦」そしてライブ・・・

2003-12-18

ぬる燗で「わさび味噌」と「ざる蕎麦」そしてライブ・・・



今年最後のテキーラ@Back In Town にお越しの皆さん、どうも有り難うございました。
ゲストのトッくん、キンちゃん、ケイコちゃん、そして太田裕美さん、お疲れ様でした。
パーカッション+エレピ付きのテキーラ、なかなか気持ちよかったでしょ?
「木綿のハン・・・」も楽しかったです。
Bar 461での打ち上げ、もう少しいたかったなぁ。
もっと同級生の裕美さんを虐めたかったなぁ。
終電の都合でいつも中座しますが、勘弁して下さいまし。
それにしてもクレイジーな夜でした。アスペン時代を思い出しました。
あの頃は、毎日があんな感じで・・・。


私はあれから帰宅後、ここ何日か挙動不審だったメール・アプリの修復に取りかかり、今日いっぱい費やして完璧に治療を終えました。
ファイルを捨てたり戻したり再起動したりダウンロードしたり、「このファイル、何が入ってるんだろう?」「今度はこのファイルを入れ替えてみようかな」「あっ、いけねぇ!」というような手探りの作業・・・。
自分で言うのもなんですが、完璧な修復作業でした。
ハードのトラブルはどうしようもないですが、ちょっとしたソフトのトラブルならもう自分で直せそう。
毎日10分位アップルのディスカッションボードをのぞいているだけでも、随分スキル・アップするもんです。
Macは面白い!!


ところで明日は、宮前ユキ&スノーボールのライブを沢野ひとしさんが見にいらっしゃいます。
ウチのBBS(注)でもお馴染みの「天災画伯」です。
「東京ラブシック・ブルース」の著者、あのワニ目の「天災」です。
彼、はっきり言って性格は破綻してます。
kuraさんという、これまたお馴染み「謎の女相撲取り」も一緒らしいです。
実は、彼女に会うの明日が初めて。
どうなることやら・・・。




あの・・・「性格破綻」って、私の中では最上級の褒め言葉なんでして。念の為、悪しからず。ごめりんこ!


Phoooh!!

(注)閉鎖されました。

宮前ユキ&スノーボール

2003-12-10

宮前ユキ&スノーボール






ベーシスト募集中の網に、渡辺茂さんが引っかかりました。
バンマス/フィドルの岸本一遥さん、ドラムの吉田宏治君とは「Voice From Asia」つながり、僕とは何年か前の中村由利子さんつながりということで気心も知れていた事もあり、今日は取りあえず偵察に来ただけの茂さんを無理矢理ステージに引っ張り上げて本番中のセッション。
・・・4~5曲だったけど、いやぁ流石でした。
知らないのに譜面無しで・・・なんていう曲は当然間違えるんだけど(そういうの、本当は間違いとは言わないか・・・)、それでも流れとして成立しちゃうっていうのは一体なんなんだろう。
その中で自己主張もちゃんとするしね。


ユキさんもご機嫌でした。
このバンド、来年からますます楽しみです。
う~ん、来年は楽しみな事がたくさんあるなぁ。
身が持つかなぁ?


今君、短い間だったけど手伝ってくれてありがとう。
いいベーシストになって下さい。


Phoooh!!

写真は小出正義さんの「ミニ・ギター・アート展」より。

なんで・・・

2003-12-04

なんで・・・



なんで、タイトルが「軽井沢」なんだろう?
やっぱりブレバタ好きか??!


・・・今日は馬場俊英君のレコーディング。
アルバムの中の1曲を、既に録音済のDrs. Percs.以外は全面的にテキーラ・サーキットにおまかせというコンセプトで、所謂アレンジャーという存在もなく、みんなで「アーダ、コーダ、ダル・セーニョ、セニョリータ!」などと言いつつ楽器やコーラスをコラージュして行く作業でした。
「こんな感じでギター入れてみない?」
「ここのコーラスはOoh...かな?」
「Ah...でいこうか・・・じゃ、ちょっと録ってもらってもいいですか?」
「ウ~ン・・・これもいいけど、途中から上がっていかない?」
「いいね。でもここは休んでさ、例えば・・・・」
「馬場君、どう?」


そんなこんなでスタジオにおおよそ9時間。
考えてみれば実に贅沢な時間でした。
別の言い方をすれば、テキーラ・サーキットの15年以上かけて貯えたノウハウを全部出してしまった感じかな。
作業自体はもちろん大変だったけど、「ここをこんな感じで弾いて下さい。・・・はい、お疲れ様でした!」みたいな、ありがちなレコーディングの仕事とはまるで違う充実した1日。
テキーラ色が濃くなればなる程テンションの上がる馬場君のトークバックの声、嬉しそうな山田さん(事務所社長)の顔・・・。
個々の活動は別にして、3人揃ってのバンドとしてのこういう作業って初めてかも知れません。
ラフ・ミックスは取りあえずOK!
CDの仕上がりが本当に楽しみです。


J.T. 好きには絶対お勧めの馬場君(笑)、大晦日の横浜サムズ・アップ「カウントダウン・ライブ」にはテキーラ・サーキットetc. と共に自分のバンドで出演します。
お見逃しなく!


彼のサイトはコチラ


ところで今日のテキーラ・サーキットにひとつだけ足りなかったもの・・・、それはアルコール!


Phooh!!

まいったなぁ・・・

2003-11-30

まいったなぁ・・・



ほらほら、日本人も遂にやられたらしいぞ!
自由主義を唱える欧米の世界だけが正義じゃないだろう。
これだけ「官」が仕切っているアジアのこの国の、 そのシステムの中で起きている様々な不幸も始末できないで、 何がグローバリゼイションだ?
何が自由主義国の一員だ?


そもそも、ブッシュの言う自由主義って何?
あなたの先祖は、一体何のためにメイフラワー号に乗ったの?
虐殺(テロ)は一切なかったの?
一見9.11から始まったように見える今のイラクの状況だけど、実はただの大時代的な宗教戦争と変わらないんじゃないの?
あるいは文明の衝突?
何百年、何千年経っても人間は変わらないって事?


違いを認めて、それを尊重しあう所からしか自由は生まれないんじゃないの?
違う個性を認めるって結構自分を犠牲にする行為だけど、それができないのに思い通りになる事だけを自由だと言うんなら、それはただの我がままだよね。
そこが人間の限界点だって決めつけるのは勝手だけどさ。


ついでに言えば、「日本もアジアの人々と仲良くしましょう」 みたいな言い方も好きじゃない。
日本はアジアの中にあるんだろうが!
「東京都も日本の人々と仲良くしましょう」とか、「東京都が日本を変える」と言うのと同じ、おごりの発想があるよね。
「改心しますから、仲間に入れて下さい」位の謙虚さがあってもいいんじゃない?


たまたまボジョレ・ヌーボーが最初に解禁されるだけの、欧米にとってはただの極東の国だろうが!
それだけ「脱亜入欧」政策が浸透したって事だろうけどさ。
恐るべし、日本人! 恐るべし、福沢諭吉!


・・・たまにはこんな青臭い話もいいでしょ?


「おまえは黙ってアコギ弾いてろ~~!」 と言いながら天災が耳掻きになって池上線で怒鳴り込んで来そうだけど、そん時ゃ「ごめりんこ!」と、見事に掻かれてあげようじゃ御座いませんか。
本当は神奈中バスに乗ってる事くらい、お見通しさ。


モグラの恋は、片思い~~!
ワタシの耳は、今痒い~~!
ア~イ、ア~イ、ア~イ!


Phoooh!

有里知花@ティアラ江東

2003-11-30

有里知花@ティアラ江東






11月28日、有里知花ちゃんの初めてのソロ・コンサートがティアラ江東で行われました。
彼女、実はハワイでリクエストNo.1になっていたり東南アジアのコンサートでもたくさんのファンがサイン求めて殺到したりと、日本以外で先にブレイクしている22才のシンガー(ちょっとだけソングライター)なんですが、最近のJ-POPシーンの若い女の子にありがちな「わざとらしい」コブシなどは決してつけないストレートな歌い方が実に爽やかで、本当に歌が上手で、しっかり自分の世界を持っていて・・・、もっともっと日本の皆にも聴いてもらいたいといつも思っていました。
既に3枚アルバムを出していて今回が初のソロ・コンサートというのはちょっと遅かった位ですが、今年度いっぱいで最優先していた大学を卒業するので、来年はきっと・・・。
期待しています。


で、コンサートなんですが、これが実に素晴らしかった。
お客さんはキャンセル待ち状態のフルハウス。
波のS.E.に続いてA.G.2本をメインにしたインタールード~2曲目位までは、何が始まるんだろうというお客さんの緊張感がコチラにも伝わってきてバンドのメンバーもガチガチでしたが、3曲目で会場から手拍子が出てからはトントン拍子。
楽しんでいる内にアンコールも終わってしまったという感じです。
知花ちゃん、抑制の効いた弾け具合が最高でした。
もちろんゲストの高野寛さん、黒沢秀樹さんもいい絡み方をしてくれました。
いいトークをしてくれました。
バンドのメンバーも本当にいい仕事をしてくれました。
演奏はもちろんですが、全員ちゃんと歌が歌えるというのが今回のサウンドの重要なポイントだったんじゃないかと思います。
12月の東北ツアー、楽しみですね。
今回のメンバーで来年以降も出来ればいいんですが・・・。
(そういえば、まだ一度も飲みに行ってないな。東北で弾けましょうか、みんな結構好きそうだから。ね、けっちゃん!)


ところで来年1月発売の高野さんのアルバム、なんと「Sunshine Superman」をカバーしているそうです。
DONOVANですよ、DONOVAN! ツェッペリンのメンバーがバックやってた、あの「Sunshine Superman」ですよ!
どんなアレンジになっているのか、今から楽しみです。
DONOVAN独特の緩いグルーヴ感がなかなか真似できない事や何年か前のクワトロでのライブが最高だった事、高校生の時に来日したDONOVANを僕が名古屋公演まで追っかけた話など、コアなところで楽屋もかなり盛り上がってました。
「僕も、ああいうリフの曲がやりたくってさんざん真似してた事が・・・」これは黒沢さんの話。
隠れファンって、結構いるんですよ!


最後に、今回の収穫。
知花ちゃんにはバナナがよく似合う・・・・!


彼女のサイトへは、コチラから飛べます。


Phoooh!

COMPACT DISC

2003-11-29

COMPACT DISC



ちょっと前からアチラコチラで話題になっているCCCD。
「Let It Be...Naked」購入で、遂に我が家にも登場してしまいました。
英語力に乏しいので、やっぱり日本語で解説読みたかったし。


おぉ、やはり「COMPACT Disc」のロゴがどこにもない。
裏ジャケットの片隅に必ず付いているはずの、お馴染みのあのロゴが・・・。
でも帯には「ボーナスCD・・・付き」などという文字があったりして(「こいつは一体何物なの?」「ヒトですか、サルですか?」・・・「ああ、哺乳類ですか!」)、実に中途半端で妙な気分です。


今日は、Macのディスカッションボード(ここでPCのこと色々勉強させてもらってます)でも盛り上がっていたこの話題、そこでリンクしていたこんなページを紹介しておきましょう。
CCCDの件のみならず、野尻さんのこのサイトはMacユーザ必見ですよ。


http://homepage.mac.com/nojiri/nocccd.html


ところで皆さんはサルですか、ヒトですか?・・・私は「ヒトデナシ」です。


Phoooh!!

発表会

2003-11-24

発表会



子供の頃、嫌々通わされたヤ○ハ音楽教室・・・。
♪小鳥がね、お窓でね・・・♪
知ってる人、いる?


銀座ナッシュビルで今バイトしてる和歌子ちゃんは、48年間の人生で初めて出会った綾瀬幼稚園の後輩。
彼女曰く、もう幼稚園自体が無くなってしまったらしい。


ところで昨日は、
好きだからやっている趣味人による趣味人のためのハーモニカ教室の発表会・・・。
アンビリ時代の戦友/KINGこと佐々木真佐也と一緒に伴奏してきました。
唱歌からアイリッシュ、ブルースまで、楽しかったなあ。
終わってからの、老若男女入り乱れての打ち上げも大盛況。


アリちゃん、門下生の皆さん、お疲れ様でした。
アリちゃんのサイトはコチラ


管理人「ミンミン」のギターも最高でしたよ。


Phoooh!!

出会い・・・

2003-11-15

出会い・・・



おとといは、有里知花ちゃん初ソロ・コンサートに向けてのリハーサル初日。
アコギ2本とベース、パーカッションというシンプルな編成のバンドだが、ベースのマイク・ダン以外とは初めての顔合わせなので、お互いの手の内を探りながらほぼ9時間じっくりと曲を当たっていった。
手応えは、・・・Very Good!!取りあえずリハ第1ラウンド終了、皆さんお疲れ様でした。


途中で今回のゲストの1人、元L=Rの黒沢秀樹くん登場。
実は彼、テキーラ・サーキットや、その前身に当たるロック・バンド「アンビリーバブル・ワールド」の大ファンで、若い頃よくライブに通って来てくれていた30代前半のミュージシャン。
今回は、知花ちゃん3枚目のアルバムで2曲プロデュースしたという縁での参加なのだが、もう、最初から絡みはバッチリ。
ルーツが一緒というのはこういうことなんだろうな。
コーラスの探り方なんて、初めてのセッションとは思えない程のスムーズさ。
しかも1曲、エリック・カズの「Such A Beautiful Feeling」をカバーするという展開。
これはもう、ものすごく気持ちのいい場面になるになるに違いない。
今からコンサートが楽しみだ。


おやおや、黒沢くんのHPでも同じ話題が・・・!!(笑)


思えば中学1年の時、転校先の遠い秋田で日本海を見つめながら一人ラジオで聞いた「時には母のない子のように」。
その後、この曲を歌っていたカルメン・マキと30代後半でバンドを組んでツアーしたりCDを出したり喧嘩したりしたことも、僕にとっては何か不思議な出会いの経験だった。


長く続けてきたからこそ実感できるこの予測もつかない「出会い」の感覚・・・、実にいいもんです。


Poooh!

ありがとう・・・

2003-11-06

ありがとう・・・



今日、調整のため夢弦堂に里帰りさせていたギターを取りに行ってきた。
ちょっと高めのフレットに打ち変え、ネックのセッティングを変え、サドルも高めにしてもらったら抜群のアクションに。
LRバグス・ピックアップのバランス取りにちょっと手間どったけど、自作のギターを少しでもいい状態で弾いて欲しいという作り手の思いと目の前で作業してくれる安心感は、やはり何ものにも代えがたい。
早速明日、テキーラ・サーキットのライブで使ってみよう。
西貝さん、ありがとう。


そうそう。
工房で、たまたまテナーバンジョーの修理に来ていた奥和宏君と久々に話をした。
もともとブルーグラス繋がりの彼は、10年以上前初めてパソコンを買う時に色々と相談に乗ってもらった大恩人。
まだMS-DOSだった頃でプロンプトだとか何だとか色々教わったけど、プログラミングに関しては結局何も分らなかった。
でも、彼のおかげでMIDIや打ち込みの概念を理解する事ができたし、それが打ち込みの仕事にも繋がった。
奥君(ちょっと紛らわしい・・?)、ありがとう。


ところで彼、今度「音楽の友社」からアメリカン・ルーツ・ミュージックに関する本を出すらしい。
本業はフリーのライターなのだ。
そして、もうひとつの顔が楽器収集家。
興味のある人は、彼のホームページを覗いてみて下さい。
テキーラ・サーキットのライブ評もあったりして。


ウ~ン、今日は「ありがとう」の1日・・・。


PhoooH!

郵便局トラブル発生!(最終章)

2003-11-05

郵便局トラブル発生!(最終章)



やり取りのあらまし・・・


局「このたびはたいへん・・・」
月「それで・・・」
局「結局見つかりませんで・・・」
月「何でこんなに時間が・・・」
局「最初にウチ(国分寺)を調べ、次に配達局(博多)を、その後途中の経路局を調べるシステムになっており・・・」
月「途中経過を1週間で電話すると言っていたのはどの時点を・・・」
局「配達局の調査が終わった時点で・・・」
月「10月14日に配達局から受取り人に調査がいってるんですけど・・・」
局「はぁ・・・」
月「領収書があるけど、切手代は・・・」
局「システムとして補償はありませんが、私が個人的に・・・」
月「そんな事を言ってるんじゃ・・・。それよりも、受取り人にも迷惑かけたんで、結果報告の遅れた理由が知りたい・・・」
局「調べてお電話を・・・」


2~3日を覚悟していたら、およそ10分後。
早い!


局「配達局に問い合わせたらアチラの手違いで・・・」
月「どんな・・・」
局「届けに電話番号の記入がなかったので何度も訪ねたらしいが・・・」
月「受取り人は16日に盗難らしいという電話をもらっているが・・・」
局「その後の打ち込みミスだったんじゃないかと・・・」


この辺で自分が空しくなってきた。
巨大な組織を背負って必死に誠意を見せるこの○○さんが、ちょっとばかり気の毒にもなってきた。
俺は郵政公社と話をしているつもりだったんだが。
ところが最後に一言・・・


局「・・・また何かありましたら○○までご連絡を・・・」


また何かある事が前提なんですね?
○○さんにはどうしようもないんですね?
結局何も変わらないんですね?


Phooh!

郵便局トラブル発生!(その2)

2003-11-01

Column2郵便局トラブル発生!(その2)



投函は9月16日。
郵便物の不着届けを出したのは10月7日。
1週間位で調査の途中経過を電話報告すると言っていたのに、結局昨日まで音沙汰無し。
受取り人の所へは1度失礼な電話がいったらしいが、とどの詰まりが「見つかりません=無くしてしまいました」という結論だったらしい。


家人が、届けを出した時の局員の態度や電話報告がなかった事などを伝えると
「只今、一生懸命サービス向上を徹底しているところ」
なんだそうで、さすがに苦情処理係らしい手慣れた優等生の返答だったとか。


たまたま中身が写真だからよかったけど、一度しか書けない様な書簡だったら、その時の心の中まで諦めろっていうこと?
事故がいやなら書き留めにしろって事?
「普通郵便ですから・・・」っていう言い訳は、切手代も保証しないっていう事?
それ以前に、システムとして届け出用紙が存在してるのにそれが有効に機能していない郵便局って何?


どんなに小さな町でも、郵便局長さんてその土地のの名士なんだよね。
しかも世襲でさ。
俺が小学生の頃もPTA会長は郵便局長だった。
そのこと自体は決して悪い事だとは思わないんだけど、組織がでかいっていうのは考えものだよね。・・・1学年上に局長の息子がいて、同じ子を好きになったっていうだけでものすごくいじめられたことがトラウマになってるのかなぁ?(笑)


とりあえず、確実に俺が家にいる4日の18:00頃にもう一度電話させる約束を取り付けたらしいんで、直接話を聞いて改めて報告しますね。


Phooh!!

「地の涯に生きるもの」・・・

2003-10-30

Column2「地の涯に生きるもの」・・・



ケーブルテレビに「日本映画専門チャンネル」っていうのがあって、「時代劇専門チャンネル」と共に最近のお気に入りなんだけど、さっきやってた'60年制作/森繁久彌主演のこの映画、久々に思いっきり見入ってしまいました。


冬の羅臼の番小屋を1人で管理する老人の回想シーンを軸に過酷な環境に生きる漁師の一生を描いた物語で、ドキュメンタリーを思わせるクールなナレーションやわざとらしさのない映像、ただただ運命に逆らわず生きていく人間の切なさ、自然や動物とのあるべき関係からさり気なく戦争のことまで・・・、実に心にしみました。まさに「あるがまま」の映画でした。


森繁久彌の存在感、流石です。40位だったのかなあ。社長シリーズも好きだけど、こういうシリアスなものもやっぱりすごい。チョイト出の由利とおるや渥美清もいい味出してたなあ。機会があったら一度見て下さい。


ところで「キタキツネ物語」ってあったでしょ?巨木が語る北海道の動物を主人公にした映画。友達が音効やってたからあんまり悪くは言いたくないんだけど、あれはモロこの映画のパクリだね。なんかムツゴロー的なイカサマな感じがするじゃない、あれって・・・。でも今日の映画はいいものを見たという充実感が比べ物にならないし、動物キャラに頼らず真正面から人間の生き様を語ってるところも滅茶苦茶リアルで・・・。


俺は決して映画フリークではないんだけど、というよりも最近はほとんど見なくなってしまったんで映画について「うんちく」を語るつもりは全くないんだけど、今日はいいものを見ました。いい映画(俺にとって・・・)って、まだまだ一杯あるんだろうなあ。少し当たってみようかな。


Phoooh!

斉藤節雄

2003-1023

斉藤節雄



友達の紹介で初めて奴と会ったのは、高3になったばっかりの春だった。
恵比寿駅前の当時としては珍しかった「練習スタジオ」で奴は、防音扉を叩き割る様なデカイ音で「ポリティシャン」を弾いていた。
井の中の月之介にとっては衝撃の瞬間だった。
「あれがチャー、マキノと並んで都内の高校生3大ギタリストと呼ばれてるサイトウだよ」
・・・バンドを組んだ。


俺をヤ○グ・ギターでお馴染みのシ○コー・ミュージック編集部に連れて行ったのも奴だった。
リ○ットー・ミュージックを紹介してくれたのも奴だった。
おかげで、今の今まで一度も就職というものをした事が無い。
音楽出版関係の所謂「書きや=ライター」を止めてからもこうしてフリーなポジションにいられる俺を育ててくれたのは、今にして思えば奴だった。


98年、奴はドノバンのインタヴューをセッティングしてくれた。
シ○コー・ミュージック刊「アコースティック・ギター in ROCK 2」の取材と執筆。
おかげで中学生の頃からのドノバンへの思いをすべて吐き出す事ができた。
言いたかった事をすべて書く事ができた。
その打ち上げで会ったのが最後だったのか・・・。


決して人に好かれる奴じゃなかった。
どこへ行ってもトラブルメイカーだった。
若い頃は会うたびに喧嘩した。思い出したように何年振りかにかけて来る電話を疎ましいと思った事もあった。
でも、奴がいなかったら今の俺はいない。


その奴が、去年の暮に死んでいた。
その事を俺は今の今まで知らなかった。
その事が辛い。
斉藤節雄・・・。

あのさぁ、マナーなんだよ!

2003-10-17

あのさぁ、マナーなんだよ!



あれだけ「車内での携帯電話の御使用は・・」ってアナウンスしてんのに、
何でみんな平気で使うの?
何で電源切っとかないの?
それも、いい年してさ。


最近なるべく電車で移動するようにしてるから余計に気になるんだけど、「仕事の電話だからしょうがない・・」みたいなしたり顔して命令口調で部下に指示してる「独り言」がどれだけ不愉快なものだか、「ヤバいなぁ、新聞で口を隠して小声で喋らなくちゃ・・」みたいな囁き声がどれだけ遠くまで聞こえるものだか本当に分ってないのかなぁ、アイツらは。


俺には確信犯に思えるんだけど。


色んな人がいるっていう事を前提に生きていこうと思ったら、
もう少し周りの事を考えると思うんだよね。
小さい事だけど、
いい年してそれができないのを見てると、
この国はもうダメだな、なんて思ってしまう。


これって、俺が携帯持ってないから感じるだけの事?
俺がただずれてるだけ?
皆はどうなの?


お願いだから、皆の意見を聞かせて!


Phooh!!

週末にはシリーズが始まるっていうのに・・・

2003-10-14

週末にはシリーズが始まるっていうのに・・・



ヤ○○トはどうしちゃったんだろう。
残り試合が多い分、絶対ジャイ○○ツより有利だったはずなのに、
残りの広島戦2試合に2連勝しても巨人と同率。
負け数だけ見れば、ドラ○○ズを含めた3チームが66敗で並んでるんだよね。
えっ? まだシーズン中だったの知らなかった? 15、16日、神宮でまだ試合残ってんの! 広島戦。


とにかくアンチ・ジャイ○○ツの人には謝らないと。奴らをAクラスにしたのは、はっきり言ってウチだからね。
ゴメリンコ!


次回は少し、音楽の話しでもしようかな。
いや、約束はしない。
それがこの部屋の掟。
ここは、それ程厳しい場所なのだ。


Phoooh

郵便局トラブル発生!(その1)

2003-10-08

郵便局トラブル発生!(その1)



ダ○エーファンの皆さん、今日のドーム最終戦はメチャクチャいい内容で勝ちましたね。
おめでとうございます。
斉藤20勝3敗もすごいよね。
今日見に行ってたはずの福岡の友達は、シリーズ第7戦のチケットもゲットしたらしい・・羨まし!
来年のシリーズでは、是非ヤ○ルトに胸を貸しておくんなさいよ。


ところで今日、郵便局へ行ってきました。
9月半ばに窓口で出した封書が受取り人にまだ届かないので調査依頼に行ったんですが、何でこんなに小さいの?っていう位小さな書き込み欄ばかりの書類を渡されて、
「じゃっ、これに書いて下さい。」
・・・書き終わってから
「これでいいですか?」
と言いながら手渡すと、しばらく書類を眺めた後に一言
「はい・・」
・・・・(その後無言)、話が先に進まない。
「いつ調査結果が分かりますか?」
「・・・エェトォ・・・、1週間くらいで途中経過が・・・。」
「それは電話で?」
「・・・エェトォ・・・、たぶん・・・。」
「途中結果って、何処まで分かる事なの?」
「・・・途中まで調べた結果何ですけどぉ・・・。」


ああ、バカバカしい。
音楽の現場だって、ここまでひどい事はない!?
何だかそれ以上話するのもアホらしくなって
「それじゃ宜しく・・・。」
と言って歩き出したんだけど、どうも何かが変だ。
納得いかない。


だって、唯の一度も謝罪の言葉がないじゃないか。
申告書の控えすらもらってないじゃないか。
お客さまから荷物をお預かりして、それを無事にお届けするという本来の仕事に失敗したんじゃないのか、おまえらは。それが一体・・・!!!


結局窓口に戻って、申告書のコピーにハンコ押させたものをもらって帰ってきましたが・・・。


家に帰っても何だか気持ちが収まらないので、久しぶりに6Kmコースのジョギング。
3週間ぶりの6Kmは結構効きました。
よくよく考えたら、最後に走ったのがその封書を投函した9月16日。
変な話・・・


Phooh!

夢弦堂

2003-10-07

夢弦堂



最近お気に入りアップルシード(夢弦堂)ギターのアクション調整をしてもらうため、久々に西貝氏の工房を訪ねました。
ドアを開けた途端に聞こえてきたのはデッドのCD。
いつ行ってもいい音楽かけてます。


只今、変な8弦ギターを製作中とのこと。
HPに写真が載ってますよ。


2日続けて「もの造り職人」とのご対面。
オイラは一体、何をやってるんだろう?


Phoooh!

鉄のアート

2003-10-06

鉄のアート






埼玉県は秩父市の鍛鉄工房のイベントに参加して来た。
秋晴れの眩しい日ざし、紅葉前の深い緑、鉄のオブジェ、冷たく済んだ川、コスモス、マイクに止まるトンボ、ウロコ雲、遠くの空に浮かぶパラグライダー、美味しい食事、とっておきの地ワイン・・・。


主催者西田氏の「鉄たたきショウ」は、昨日小金井公園で見た「ファイアー・ショウ」や「パントマイム・マジック」とは違う、もの凄いエネルギーを秩父の空にまき散らしていた。
もちろん小金井公園もギャラリーとして十分楽しんだけど、ただの鉄の棒があっという間に「葉っぱのブローチ」に・・・!そんな空間で演奏できる幸せをしっかりと堪能。
アリちゃん+西海、岸本、「月」・・・


同じメンバーで10月22日、曙橋BACK IN TOWNライブあります。
宜しかったらどうぞ。


それから、西田氏の工房[PAGE ONE]のHPはコチラ


本物にはかなわない。


Phoooh!

勝手なブズーキにしてくれ・・・

2003-10-04

勝手なブズーキにしてくれ・・・



今日が最後のリハーサル。
なのにいきなり新ネタを持ち込む河合。
前回マンドリンを弾いてた曲でブズーキを弾く河合に、
「だったらアコーディオンやめてピアニカにするよ。
なんか下の方に音が溜まり過ぎちゃうからさ。」
と、めぐみ嬢。
「じゃぁマンドリンにしようか?」
「いやいや、河合さんがなに持ったか見てどっちにするか決めるから、好きな方でいいよ。」
何のことだかさっぱりわからない冷泉氏、
「・・・???・・・今日、やっとお稲荷さんが食べられるよ。」
これって、ほんとに最後のリハ・・・?!今日も6時間、ミラクルでクレイジーな楽しいリハでした。
さてさて、本番はどんなハプニングが起きるやら・・・!


ところで先日お知らせした「冷泉風」@大阪。
20日(月)は7:00PM~のみの1回公演になったとのこと。
お気をつけ下さい。


Phooh!!

冷泉風

2003-10-01

冷泉風



今日は1日、10月8/9日に迫った「冷泉風LIVE」のリハーサル。
ほとんど新曲4曲のアレンジに費やしたけど、丸尾めぐみ/河合徹三という最高のミュージシャンとの作業は、冷泉氏のポルトガル・エピソードと相まってメチャクチャ刺激的。


中でも最高だったのは、右手でエッグ・シェイカー振りながら左手だけでベースを弾く河合の姿。この「キューバン」な曲を本番で演るかどうかはまだ決まってないけど、またまた楽しいライブになりそう。


この流れで、10月19/20日は大阪に行きます。都合で冷泉氏本人と月之介2人だけのライブになりますが、もしよかったら遊びに来て下さい。詳細は数日うちに報告しますね。


今週は、何やらリハーサル地獄・・・・。


Phooh!!

月之介が気まぐれにため息をつく場所です・・・

2003-09-26

2月之介が気まぐれにため息をつく場所です・・・






夏らしくない夏が終わり、やっと秋らしい季節がやってきました。
どうも地球が変ですね。
でも、長~い目で見ればそれほど大した事じゃないのかな?
この部屋では、まぁ、のんびりと肩の力を抜いて、
月之介の目に映った浮き世の事など書いて行きましょう。
テキトーにお付き合い下さいな。


Phooh!!