KITAさん登場!
2005-08-11
KITAさん登場!
7月26日
KITAさんが自作のトマトを持って、テキーラ@Back In Townに初登場。
厨房のチーフが、そのトマトで早速オードブルを創ってくれる。
もちろんKITAさんはご満悦!!
ライブ後にみんなで流れたいつものBAR 461では、私の帰ったあとチョットした修羅場が展開されたらしい。
どうでもいい事だが、
「いい気になってんじゃねぇぞ」
と言って殴ってやりたい奴が、一人いる。
ま、馬鹿は放っておくか・・・
Phooh!!
Water Color Studio
2005-08-11
Water Color Studio
7月25日
ロースカ閉店後ナルちゃんに見送られて、駐車場で数時間の車中泊。
翌朝、あまりにも気持ちがいいので観音崎までドライブ。
京急ホテルのちょっと先にある小さなビーチで、裸になってボーッとひと眠り。
BBQの煙と子供達の歓声が、午前中の薄曇りの空の下を海へ向かって流れていく。
そういえば10年位前まで京急ホテルにはレコーディング・スタジオがあって、仕事で何度か滞在した事がある。
ホテルの各部屋には双眼鏡が備え付けられていて、浦賀水道を往来する船をボーッと何時間も眺めながら興奮した頭をクール・ダウンできる本当にいいスタジオだった・・
午後からはWATER COLOR STUDIO@能見台でトラック・ダウン。
エンジニアのしんちゃんは、FADE OUTの天才だ。
延々と12時間以上・・・お疲れ様でした!!
Phooh!!
The Road & The Sky
2005-08-11
The Road & The Sky
7月24日
今日はテキーラ@金沢文庫「The Road & The Sky」・・年に1~2回だが、ここのライブはいつもゴキゲンだ。
オーナー「ナルちゃん」の人柄が、手作りな小屋にも料理にも接客にも生きている。
集まってくれる地元のお客さんもフレンドリーで、ヒッピーで、ファンキーだ。
ふと外をのぞくと・・・
本当にここは日本?
Phooh!!
「ワン・センス」
2005-08-11
「ワン・センス」
7月22日
有里知花のリハーサルのあと、飛び込みでラナイ@茅ヶ崎へ。
ビールとテキーラをあおりながら、結局アフター・ザ・ギグは深夜まで続く。
もちろん、先月始まったばかりのラナイ公認競技「ワン・センス」大会。
久々に登場のユッコは、なかなかスジがいい。
・・・明日は茅ヶ崎12:10発の東海道線に乗らなきゃならん。
丸ビルに13:30入り、大丈夫?
7月23日
有里知花TOKYO FM公開録音@丸ビル。
えっ? これが丸ビル? オシャレやねぇ・・・
おっと、本番前にグラッと来た。
ガシャ~~ン・・何かが倒れる音。
吹き抜けの空間を見上げると、何本もの太いワイヤーが大きく揺れるガラス張りのエレベーター。
足立区で震度5強を記録したらしい。
結局東京駅から小平の自宅まで4時間強。
本物が来たら、自力では絶対帰れないな。
Phooh!!
DEADMAN WALKIN'
2005-07-18
DEADMAN WALKIN'
7月17日
30数年来の友人と春に始めたブルーグラス・バンド「デッドマン・ウォーキン」の練習。
今日で3回目になる。
コンセプトは70年代グラス。
メンバーは「なんちゃってヴォーカリスト」山口さとし(Guitar)、「伊皿子のウド」吉岡正(Banjo)、「新小岩のべらんめぇ」柴木健一(Mandolin)と私(e-Bass)の4人。
・・・驚いたことに誰も遅刻して来ない。
こんなブルーグラス・バンドは初めてだ。
そしてビールを飲みながら、smokyな部屋で何時間も黙々と練習する。
もちろん10分おきの大爆笑も忘れない。
ものすごいやる気。
既にレパートリーは膨大な量になりつつある。
が、しかし・・・
まだ1曲も完成していない。
Phooh!!
またですか・・?!
2005-07-18
またですか・・?!
7月15日
「レコ発ライヴ Vol. 3」@ロッキー・トップ。
ありがたいことに、ほぼ満員のお客さん。
それにしてもこのステージに立つようになってから、一体どれだけの歳月が流れたのだろうか。
閉店後、屋台のおでん屋さんに流れて始発まで飲む・・・
Phooh!!
友達の友達は・・
2005-07-18
友達の友達は・・
7月11日
7:00起床。
食堂で独り、朝食をとる。
外は土砂降りの雨だ。
JR西宮駅まで歩いても10分ほどだが、あいにく傘を持って来ていない。
そこでフロントでタクシーを呼んでもらおうとしたら、なんとご主人が「自家用車」で送ってくれるという。
なんと素晴らしき「しぐれ」旅館!
夜はサムズアップ@横浜でテキーラ・サーキット「レコ発ライヴ Vol. 2」。
古い仲間 PONYと、初めてお会いする sachiko さん(素晴らしい歌詞と曲と歌と演奏に、不覚にも3曲目で涙・・)が彩りを添えてくれた。
初めてといっても、サポートのギタリスト兼ご主人の佐藤克彦氏は私が参加している別のバンドのベーシスト渡辺茂ちゃんの友達でもあり、そんなこんなで結局深夜まで打ち上げは続き、明け方近く千鳥足でホテルへ。
ジョニ・ミッチェル大好きの sachiko さんも、8月末頃にCDをリリースするそうだ。
聴くと、また涙がこぼれるんだろうな・・・
Phooh!!
楽しいから「楽屋」・・?
2005-07-18
楽しいから「楽屋」・・?
7月10日
西宮アミティホールで「フォートワース・ジャンボリー」本番。
今年も雨の中を、満員のお客さんが集まってくれた。
楽屋はもちろん、缶ビールからワンカップまで飛び交う阿鼻叫喚地獄絵図。
アリちゃんは踊り出すわ多々良ちゃんは腹筋をし出すわ・・・
もう、上へ下への大騒ぎだ。
しまいには私のギター・ペグが壊れ、本番は我孫子さんからの借り物で出演することに。
ところで、かねてより計画していた「Martin D-45 争奪ジャンケン大会」は参加者たったの2名で1勝1敗のドロー。
賞品は来年に持ち越されることとなった。
スポンサーの小林敦子さん、来年もよろしく!!
エストロゲン、足りてますか~~~っ?!
Phooh!!
早起きは3文の・・
2005-07-18
早起きは3文の・・
7月9日
昨夜のソロ・ライブ@マローネで寝不足気味のまま、フォートワース・ジャンボリー「前夜祭」のため朝の新幹線で西宮入り。
毎年定宿にしている「しぐれ旅館」は高校球児も泊まる小さな和風旅館で、玄関を入ると明徳義塾の優勝した時の写真やペナントが飾ってあったりする。
飲み物の自販もなければ近所にコンビニもない至って健康的な環境は、ミュージシャンがリハビリするには最適な環境だ。
朝食は7:00~8:30。
食堂に食べに行くまで、ご主人から何度も何度も電話がかかって来る。
だから頑張って食べに行く。
質素だが美味しい朝ごはん。
特に席に着いてからよそってくれる程よくダシの効いた味噌汁は、アルコール漬けで疲れきった体をいつも優しく癒してくれる。
そういえば巷では高校野球の予選まっただ中だ。
暑い夏が、もうそこまで来ている。
Phooh!!
美味しいということ・・・
2005-07-05
美味しいということ・・・
7月3日
昨日は久しぶりのブロンコ@宇都宮(写真)。
年に1度くらいしか行くことはないのだが、せっかくならたっぷり飲みたいのでここ数年は駅のそばにホテルをとり、1泊してから翌日ゆっくりと帰ることにしている(おかげでママさんはちょっぴり機嫌が悪いが・・)。
もちろん行きも帰りも高速など使わずに往復約250km、のんびり一人でドライブだ。
帰り道、宇都宮から新4号線を南に下りながら「駅の道ごか(五霞)」でさっそく朝食をとることに。
まだ出来たばかりらしく全体に清潔感かあり、従業員の対応もキビキビしてそつがない。
BGMも、ありがちな有線 J-ポップ押しつけ型などではなく、微かに心地よく耳に響くブロードウェイ・ミュージカル風お洒落なオーケストラ・サウンド。
フ~ム、こういう施設も昔とはずいぶん様変わりしたものだ・・・
そして、
「大変お待たせ致しました」
と自然な笑顔とともにテーブルに運ばれて来たのは・・・
なんと直径40cmは優にあるであろう空飛ぶ円盤のような大きなお皿に恥ずかしげもなく盛られた、それはそれは巨大なカツカレー!!
・・・マズければ笑い話ですむのだが、これがまた美味いから困るのだ。
特に、一見ワラジをカットしたような揚げたてのトンカツがメチャクチャ美味い。
肉厚なのに柔らかく、ジューシーでほんのり甘い。
メニューの「地元特産ローズポーク使用!」という自信満々の説明書きが、恨めしい。
「だからって、こんなに喰えるか!?・・・君たち、肝心なところで何か勘違いしてやしないか!?・・・食べ物なんて、美味しければいいってモンじゃないんだぞ!!・・・だいたいドライブ・インのカツカレーってなモノはだな・・・!!」
頬ばるごとに、アルコール漬けの脳はだんだんと麻痺していく。
そして睡魔が・・・
そういえば、サイコロのように大きくカットされた福神漬けも歯ごたえがあって美味しかった。
そう、「ふくじんづけ」は「たくあん」の親戚なのだ。
新たなる発見・・・
Phooh!!
赤ワイン・・ですか?
2005-07-05
赤ワイン・・ですか?
6月27日
今夜はテキーラ・サーキットCD発売ライブ@Back In Town に遊びに来てくれたカルメン・マキ/増渕英紀の両氏と連れだって、いつものBAR 461へ。
それにしても、どうしてこの辺のメンツが集まるとテーブルの上はこうなってしまうのか?
別に喧嘩したわけでもないのにどんどん物が壊れ、そして赤い液体が飛び散るのだ。
閉店後、お店の佐藤夫妻と3人で新宿のBARへ移動した、ような・・・記憶が果てしなく薄い。
またですか?!・・・・ハイッ!!
Phooh!!
After Midnight
2005-07-05
After Midnight
6月26日
ラナイ@茅ヶ崎は、絶対に演奏が終わってからのほうが楽しい。
なんといっても地元の常連サンたちの時間感覚がゆるくて、20:00スタートと言っても絶対そんな時間に集まりはしないくせに終演したって帰ろうともしない(だから20:30頃~と告知している)。
そして、ついには真顔でこんな遊びをおっぱじめる。
だから、ついつい朝までビールを煽ってしまう。
「ナベちゃん、ナイス・ショット!」
Phooh!!
*常連サン全員のことではないので、悪しからず・・・
なんちゃって・・・
2005-07-05
なんちゃって・・・
6月18日
知り合いも何人か出演するというので、久しぶりのクロコダイルへ。
ブルースに縁のある人もない人も全員がそれぞれのアプローチで入れ替わり立ち替わり勝手にブルースをやるという、実に安易で興味深いイベントだった。
発起人は林敏明(元ハックルバック)と青山陽一の両氏、題して「Root is One~なんちゃってブルースセッションVol.1」(笑)・・
中でも印象深かったのが噂には聞いていたセンス抜群の青山氏と、小柄で小粋な長見順女史のギター・プレイ(写真)。
彼女のゲートマウス・ジャンプブルース・ナンバーは鳥肌ものだ!
トリは林敏明/林立夫両氏のツイン・ドラムとマイク・ダンのベースという強力リズム隊をバックに従えた佐藤博氏。
これはすごくて当たり前なので驚きはしなかったが、そんなメンバーに囲まれてソロをとる今売り出し中の若いトランぺッター/市原ひかりさんのパワフルなプレイは圧巻だった。
夏に発売される彼女のCDのラフ・ミックスを以前聴かせてもらったことがあるが、声も魅力的。
これからド~ンとブレイクするに違いない。
因にその他の出演者はというと・・上原ユカリ裕 / 大田譲 / 鹿島達也 / 神森徹也 / Satsuki / サントリィ坂本 / 鳥羽修 / 中島正雄 / 中原由貴 / 中森泰弘 /直枝政広 / チッチ&クック / 堀込高樹 / 真城めぐみ / 湯川トーベン。
ステージ脇のミュージシャン溜まりの濃~いこと。
Phooh!!
へべれけ・・
2005-06-15
へべれけ・・
6月12日
福生の石川酒造で酒蔵ライブ、今日もテキーラ・サーキットだ。
個人的には3回目の出演になる。
ここは地酒だけではなく地ビールも有名で、ブルース・ハープの上手な太郎ちゃん(社長!)が作って金賞を受賞したというペールエールは美味の極み。
140年以上続いている酒蔵ならではの門構えや土蔵の数々も素晴らしいが、敷地内からふと空を見上げた時のいかにも武蔵野然とした光景も捨て難いものがある。
当然のことながらここからの帰りは必ず千鳥足・・
私にとってはかくも素晴らしい一日が過ごせるという天国のような場所なのだ。
あれ、明日もテキーラ?
・・とあるパーティでの演奏なので公開はしませんが。
Phooh!!
イベントは楽しい・・
2005-06-15
イベントは楽しい・・
6月11日
Rockin' of Ages @六本木ラフォーレミュージアム。
尾崎孝、松田幸一、有田純弘、内田勘太郎、テキーラ・サーキット・・・
各ユニットのライブだけではなく全員でのジャム・セッションもあり、思いのほか盛況だった会場のお客さんも大満足だったに違いない。
さて次回は、果たしてどんなメンツで開催されるか・・
ところで、ロビーで先行発売したテキーラの新譜「Hello, Old Friend」は50枚ほど売れた模様。
中には特典DVD付きCDを予約しているのに20日まで待てないから買って行く、というお客さんもチラホラと。
・・お買い上げいただいた皆さん、ありがとうございました。
Phooh!
何はともあれ・・
2005-06-15
何はともあれ・・
6月10日
お昼過ぎから、冷泉公裕レコーディングの2日目。
数曲リズム録りを終えてからダビングと、そして本人の歌入れ。
ヘッドフォンにはだいぶ慣れたようだが、どうもオケとのノリが微妙に合わない。
所々ピッチも・・・
ま、こんなこともあるか。
ところが19:00頃お弁当を食べた後再度トライしたら、まるで別人のように生き生きと歌い出した。
なんだ、エサが足りなかっただけなのか・・・
Phooh!
ガーリック・トーストの美味い店
2005-06-15
ガーリック・トーストの美味い店
6月9日
8月16日山中湖のそばで行われるイベント参加に向けてのミーティング。
レコーディングでバラバラに会ってはいるが、TAINUIとして全員そろうのは何ヶ月ぶりのことだろう。
主催者の井上氏もEGGS & SHEP STUDIOから駆けつけてくれてイベントの概要、趣旨説明の後、リハーサルのスケジュールやトランポ、メンバー移動に関しての打ち合わせ。
その後、たまプラーザのトルバドールへ移動して食事・・
このパターンはSARA STUDIOへ行った時の「お決まりコース」になりつつある。
それにしてもマイク・ダンと一緒だと、どうしてこうも食べ過ぎてしまうんだろう?!
Phooh!
GERO
2005-06-15
GERO
6月8日
以前から「いつか一緒にやりたいね」と話していたセンチメンタル・シティ・ロマンスの細井豊さんとの夢が、千鶴伽のおかげでついに実現。
リハーサル初日はお昼から、ほとんど休憩も取らずの8時間。
そのほとんどはコーラスのアレンジに費やされ・・
お披露目は6月22日「千鶴伽バースデー・ライブ」@Back In Town、乞うご期待!
リハ終了後、軽く飲みながら細井さんと次なる夢を語り合う。
「今度は大野真澄さんと3人でゲロをやろう!」
・・・おっと、VOCALは本物だぞっ!!
Phooh!
GUEST
2005-06-15
GUEST
6月7日
ここ数年ライブをサポートしている有里知花ちゃんのラジオ番組に、テキーラ・サーキットでゲスト出演。
お喋りついでに「悲しみのジェットプレイン」を4人でセッション。
コーラスもバッチリ決まって・・
それにしても彼女、なんでこんな古い曲を知ってんだろう?
おまけに次週はブルーグラス特集で、よりによって(?)ビル・モンローをかけるんだとはしゃいでいる。
オンエアーは、ちょうどテキーラの新譜が発売される6月20日の23:30~24:00。
CSデジタル衛星放送STAR digioという衛星ラジオ放送で。
なんだ、聞けないじゃないか・・(知花ちゃん本人も聞けないそうな!)
Phooh!
タイトルBALLPARK
2005-06-15
Column2BALLPARK
6月5日
今日は最高のデーゲーム日和。
こんな日に当たるといつも、
強い日差しの下で心地よい風にあたりながらビールを飲むというのが野球観戦の究極の醍醐味だ、と思う。
実際にはそんなに体験できるものじゃないから、余計にそう思う。
やはり、野球は外でやるスポーツだ。
写真の、この投球が古田のひじに当たってデッドボール。
後ろの方から
「こらっ、正々堂々と勝負しろっ!!」
という冗談まじりの罵声。
・・ヤジもまた楽し。
この後リハーサル参加のため、7回裏まで観戦して神宮を後に。
トホホッ・・・
Phooh!
RECORDING
2005-06-15
RECORDING
6月2日
冷泉公裕(れいぜいきみひろ)さんは、もう10年近くサポートさせてもらっている文学座出身の、唄もうたう役者さん。
バンドでの年1~2回のコンサート以外にも2人だけで年4~5回小さなライブを続けてきたが、ついに一念発起、CDを出そうということと相成った。
で、今日はレコーディングの初日。
メンバーはいつもの「天才キーボーディスト」丸尾めぐみ、「大酒飲み」河合徹三と私の3人だ。
・・・冷泉さん、固いかなぁ?
ヘッドフォンに慣れてないしなぁ。
それにしても、いつも肝心な時にギックリ腰をやって杖をついてくるのは誰だ?!
Phoooh!!
SHINING
2005-05-24
SHINING
5月21~22日
ちょっとしたライブの仕事で生まれて初めて清里へ。
せっかくだから前乗りしようという事になり、メンバー・スタッフ数名と共に知り合いの別荘に一泊。
数年前に由緒正しい旧清○高原ホテルを買い取ったものらしく、別荘と呼ぶにはあまりにも格式の高い洋風二階建ての木造建造物だ。
一歩中に入ると、十何年もかけて収集したという膨大な西洋骨董品の数々が、まるで何百年も前から存在していた如くそこかしこに溶け込んでいる。
何の違和感もない。
早速裏庭で大きな焚き火を囲み、ビールを飲みながらの談笑。
「こんな所に住んでみたいわ!」
しきりにこのフレーズを連発していた同行の女性シンガーは
「冬は寒いから閉鎖するんですよ」
というオーナーの一言に、
「じゃ、冬だけでも私が住んじゃダメ? 管理人でも何でもするから・・・」
・・・きっとこの人、キューブリックのあの映画を見ていないに違いない。
Phoooh!!
HARVEST
2005-05-20
HARVEST
青梅在住のK氏から野菜が届いた。
年間100日以上はライブハウスを回ってミュージシャンを撮り続けているアマチュア・カメラマンで、最近では彼の写真をフライヤーに使う人も増えている。
「今度、月之介さんにもお送りしますよ」
「是非お願いします」
「虫がついてて驚く人もいるけど、大丈夫ですか?」
「野菜だって人間だって、虫もつかないようじゃね・・・笑」
とはいうものの、2週間くらい前にミノウスバの幼虫が大量発生した時にはさすがに閉口した。
近所のマサキを2本丸ごと喰い尽くして、何百匹もこちらへ押し寄せて来たのだ。
壁を這う、窓を這う、踏まないように気をつけて歩くと上から糸を吐きながら垂れてくる・・・
虫がつくのも程々にってことですかね?
Phoooh!!
写真は20年ぶりのソロ・ライブ with 河合徹三
Photo by Mr.K
ラジオ K-Mix
2005-04-14
ラジオ K-Mix
先日、シンガー・ソングライター相馬裕子さんがパーソナリティをやっている静岡のラジオ番組に出演してきた。
光栄な事に、番組10年目にして初めて出来たゲスト・コーナーの第1番手。
しかも2週連続!!
彼女との最初の仕事は、4年ほど前にリリースされたアルバム「de light」のツアーだった。
その後 In Store Live も含めずいぶんと色々な所へ一緒に行ったが、あれは忘れもしない名古屋からの帰り道。
何故か2人だけで新幹線に乗り、東京までおよそ2時間の車内打上げ。
もちろん私はビールで彼女は・・・
おっとワンカップ「○関」!!
そして「絶対に勝てない」恐怖のオセロ・ゲーム(笑)
・・・そんな話をしつつ番組は進むので、静岡方面の人は是非聴いて下さい。
来週は2人の生演奏が聴けるかも。
K-MixというFMステーション。詳細はコチラからどうぞ。
・・・というか、1回目のオン・エアーは11日にもう終わってる?!
2回目は18日。
アップが遅くてスイマセン。
Phooh!!
OLD FRIENDS
2005-04-05
OLD FRIENDS
4月2日
新しいバンドのレコーディングが、もう随分前から始まっている。
昨日はアコギとコーラスの日。
みんな大忙しのミュージシャンばかりなので、出来る所から少しずつといった感じだ。
帰宅してパソコンを開くと、なんと4半世紀も音信不通だった中学時代の友達、K君からメールが。
私の事をふと思い出して検索にかけ、昨日の日記を読んだのだという。
「隣に写っているのはB君だよね?」
・・・その通り!
そして今日、遂に写真のB君からもメールが届いた。
遠い秋田の空の下で小児科を開業しているとか。
医者になるとは聞いていたが、小児科か。
気の優しい奴だったからな。
それにしても、恐るべきはHP。
もう一生会う事も無かっただろうはずの旧友達に乾杯だ。
・・・そうか、みんな今年は50代に突入するのか。
Phoooh!!
ALL CLEAR
2005-03-31
ALL CLEAR
3月31日
今日で3月も終わり。
この季節になると毎年必ず思い出す風景がある。
右も左もわからない。
どっちつかずの春の風。
誰も私のことを知らない。
声をかける友達もいない。
そんな町並みを独り、自転車でひたすら走り回る。
不安と希望、あきらめと野望。
また全てをゼロから始めなければならない。
転校生は、まるで迷い子の様だ。
おかげで強くはなったけど・・・
Phooh!!
有里知花「広州演唱会」その10
2005-03-26
有里知花「広州演唱会」その10
3月19日
4:30モーニング・コール、5:00ロビー集合。
恐らくは誰も一睡もしないままの集合だったろう。
マイクと部屋を片付け下へ降りると、もうほとんどのメンバーが揃っていて現地のスタッフと名残りを惜しんでいる。
それぞれの記念撮影と握手、大量の荷物の積み込み。
そして、まだ明け切らぬ中山大学を後にバスは空港へと向かう。
空港では予想以上の厳重な荷物のチェック。
成田での常識は、もちろんここでは通用しない。
時間ギリギリまでもめにもめた挙げ句なんとかこちらの言い分を通したものの、結ちゃんのジャンベとカホンの収納場所だけが離陸間際まで決まらず、結局は機内で乗務員あずけに。そして爆睡。
お昼頃成田に到着。
あっという間のフライトだ。
そして預けた荷物を回収・・・ここで今回最後のトラブルが勃発した。
待てど暮らせどカホンだけが出て来ないのだ。
調べてもらうと、どうやら飛行機には積まれていなかった「らしく」、まだ広州にある「らしい」との事。
あくまでも全てが玉虫色・・・
知らない人には怪しい箱にしか見えないのだろうが、それにしてもなぜカホンだけが?
・・・コンサート成功の感激とは対照的に全員が何かスッキリしないままの「お疲れさま」。
そして、渋滞に巻き込まれたリムジン・バスの中での缶詰5時間。
それでも、ようやく辿り着いた立川の駅前で日本語に囲まれて屋台のラーメンをかき込んだ瞬間、すべてのモヤモヤは消え去っていた。
・・・「オヤジサン、ゴッソウサン!」
最後に恥を忍んで言おう。
私はやはり日本がいい。
世界中に行ってみたい所は山ほどあるが、海外ではあくまでも旅人でいたい。
小心者と言われようがつまらない奴だと罵られようが、これからもずっと典型的な日本人でいたい。
胸を張って戦争は嫌だと武器を放棄できる「無防備」な日本人でいたい・・・。
Phoooh!!!
・・・ところでカホンは、現地スタッフの奔走のお陰で翌日無事帰国したとの事。
何より何より。
おわり
有里知花「広州演唱会」その9
2005-03-25
有里知花「広州演唱会」その9
3月18日(後編)
ようやく今日の目玉、老舗楽器店「長江琴行」に到着。
品数こそ多くはないが興味深い楽器ばかりが壁に掛かっている。
木製の中国琵琶?と並んで、リゾネーター付きの琵琶やバンジョー仕様の琵琶・・・
早速高橋君の通訳で試奏をお願いすると、快く長方形の碁石の様なピックを貸してくれた。
オクターブを7つに区切ってフレットが打ってあり、その微妙なピッチ感が何とも言えない(今思えばブリッジの位置が適当だった・・・?)。
もちろん仕事では使えないだろうが、やはり一本買って帰りたいのがギタリストの性。
それは大ちゃんも同じだ。
しかし、みんな手持ちの中国元があまり無い。
カードも使えない。
1~2万円で手に入るというのに、やはりここは諦めざるを得ない。
店の反対側では、結ちゃんが恨めしそうにドラと格闘していた。
銀行でスムースに両替えさえ出来ていれば・・・
大学の北門を出ると、そこは広州市の中央を東西に流れる「珠江」に面した広場、所謂ウォーター・フロントになっている。
新しい広州を象徴する景色だ。
イルミネーションに彩られたナイト・クルーズ、川向こうに見える摩天楼、沢山のカップルや家族連れが気持ちよさそうに風に吹かれている。
しかし、そんな中で生活の為に花を売り歩く子供達と、それを大声で指図する父親・・・これも広州の現実なのだ。
そして今夜は、その川面にある五つ星レストラン「順峰山荘」で最後の晩餐・・・
もう何も言う事は無い。
これが広東料理の最高峰なのだろう。
みんな黙々と食べる。
時々「ウ~」とか「メ~」とか言いながら、とにかく食べる。
そして飲む。
マイクはエビにハマっている。
ひと段落した所でN女史より報告が。
大学当局その他マスコミも含めて全ての評判は上々、是非次回へ繋げて欲しいとの事。
有里知花が広州にひとつの道を切り開いたのだ。
外国人初のソロ・コンサート・・・次回はきっと、もっとスムースに事が運ぶ事だろう。
現地スタッフは、もうその気になっている。
個人的にミスはあったが、みんなと一緒にここに居られた幸せをじっくり噛みしめながら明朝5:00の出発時間を待つ事にしよう。
遂にローディのI君も部屋飲みに参加。恋の悩みだって・・・?
さあ、まだまだ飲むぞ!
Phoooh!
有里知花「広州演唱会」その8
2005-03-25
有里知花「広州演唱会」その8
3月18日(中編)
午後は日本からの留学生、高橋伸幸君を案内役兼通訳にして繁華街に繰り出すことに。
マイクはダウンしているので大ちゃん、結ちゃんとの4人連れだ。
まずは両替え。
一昨日も行った西門近くの中国銀行だ。
ところが30分経っても40分経っても順番待ちの列は1人しか減らない。
2人目の女性が何かの手続きをしている様なのだが、まだまだかかりそうな気配。
このとてつもなく非効率なシステムと仕事振りは日本の役所と全く同じで、とにかくうんざりさせられる。
夕食までにはホテルへ帰らなければならないので両替えは諦め、中大駅から開通したばかりの地下鉄2号線で広州の旧市街地へ向かう。
10分程で1号線と交差している公園前駅に到着。
地上に出てまず最初に目に飛び込んで来たのは、黙々と胡弓を弾き続ける盲目のストリート・ミュージシャンの姿だ。
小さな拡声器から流れてくる中域だけのサウンドが耳に心地いい。
ハイファイは音楽に必要か・・・?
そんな事をぼんやり考えながら聴き入っている間、結ちゃんはMDウォークマンを取り出して録音に夢中だ。
街並は、東京で例えるなら新宿東口~歌舞伎町といった感じ。
雑然としている。
ただ、露天の食べ物屋がやたらと多い。
早速焼そばとモツ煮込みを手に入れ、大ちゃんと歩き食い。
これがまた美味しい。
結ちゃんは、その場で絞ってくれるサトウキビ・ジュースを飲んでいる。
狭い路地裏を恐る恐る覗くと、そこでは床屋の前の路上麻雀。
しばらく歩くと、占い師とお客と思しき2人の喧嘩する声が聞こえて来た。
それにしても中国人の口論はいつ聞いてももの凄い迫力だ(普段の会話が既に喧嘩の様なのだから)。
結ちゃんは、すかさずバッグに手を入れMDウォークマンを探す・・・無い!?
いくら探しても無い!?
見事にやられた。
スリには注意する様さんざん言われ、出来る限り注意を払っていたにも関わらずの被害。
盗られたショックよりも、その手口の見事さに感心しきりの結ちゃん。
ただただ、胡弓の録音が無くなった事を悔やんでいた。
Phoooh!!!
有里知花「広州演唱会」その7
2005-03-25
有里知花「広州演唱会」その7
3月18日(前編)
今日は知花ちゃんの取材が午後に入っている以外全員オフなので、ゆっくりお昼に起きホテルの食堂にて遅い朝食。
知花ちゃんとマネージャのF女史は、昨日のコンサートの模様を本人の写真付きで報じる新聞にしきりに見入っている。
「何て書いてあるんだろう・・・?」
こちらでは山椒で舌の痺れる様な辛さを「マー」、唐辛子の辛さを「ラー」と言うが、今回の旅で初めて登場した麻婆豆腐は正に両方の辛さを備えた刺激たっぷりの絶品だ。
口に含んだ途端、一気に汗が吹き出す。
もちろん辛いだけでは無く奥行きのある旨味も口一杯に広がるので、プレーンのお粥やプリプリの茹で餃子との組み合わせは抜群。
名前は聞き逃したが今までに何度も登場した小松菜風中国野菜の炒め煮も、見た目よりあっさり薄味で知らず知らず箸がのびてしまう。
そして、何気に出て来るピーナッツやデザートのスイカ。
これら食材の種類の多さとバランスのよさは、間違いなくこちらの人に肥満が少ない要因のひとつだろう。
・・・そう言えば今日まで、実に快食快便の毎日だった。
Phoooh!!